はごろも シーチキン炙りとろ

シーチキンといえば、ツナ缶。ツナ缶=シーチキンだと思っている人もまだ少なくないようだが、シーチキンは、缶詰メーカー・はごろものツナ缶の商品名である。

この『シーチキン炙りとろ』は、いわゆるツナ缶のイメージも覆す缶詰だった。よくある安いツナ缶は、缶を開けると、粉々のフレーク状の身が液体の中に入っている。ちょっと高いブロックのツナ缶でも、ゴロッと固まりが入っているものの、年輪のように層になっていて崩れやすい。ところが、この缶詰は開けると、小さな切り身で並んでいることにまず驚く。こんなツナ缶、見たことがない。表面に焦げ目がついていて、これが『炙り』なのだろう、と思う。

ツナ缶は崩れやすいのが定番だが、箸でつまんでも、一切れずつキレイに取り出せる。食べると、これまたツナ缶のイメージを覆す味。時に一緒に入っているオイルで魚の脂の不足を補っていると思う缶詰もあるが、これは具材のキハダマグロそのものに脂がよく乗っていることがわかる。しかも、口の中でホロホロ崩れる感がなく、歯で噛みしめられるほどよい硬さもある。噛んでいると、これまた魚の脂が口に広がる。美味しい。

物足りなくてマヨネーズをかけてしまうツナ缶もあるが、このままで十分美味しい。ツナ缶というのは料理にしたり、調味料と合わせて美味しいという印象があったが、そのままで美味しいものもあるんだなぁ、と感心。値段は高いけれど、また食べたくなる缶詰のひとつ。

はごろも シーチキン炙りとろ
購入価格:468円(税抜)

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お酒に合うかも